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城郭・寺院など日本建築の模型、ゴジラのガレージキットの制作日記。
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次は松本城のトレードマーク(?)、赤い高欄の「埋橋」です。キットのストレート組みですが、板目を彫っています。少々板の幅が広すぎてスケールが合っていません。つや消しで塗装します。

この埋橋、歴史的に見ると、本来ここには橋などなく、「足駄塀」という塀が堀を横切っていました。これは戦時など非常の際に塀を横倒しにして水に浮かべ、橋にするためのものだったそうです。

しかし今回はあくまで「現状のミニチュア」というスタンスで制作していますので、そこまで考慮していません。

次は堀をつくります。
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細部


細部です。現地で撮影した写真等を参考に、石垣のツタの感じ、天守群周辺も実際の様子に近いように努力してみました。芝生の縁石は鉄道模型用のバラストをひとつぶずつピンセットで並べました。

樹木はキットに付属のものを使いました。幹をひねって形を整え、ブラウンで塗装します。葉は鉄道模型用のスポンジを使用しました。

ベースの芝生部分にはカラーパウダーを撒き、完成した樹木を植えていきます。やはりこの作業でだいぶ表情が出てきました。

066.jpg 103.jpg塗装した天守部品を組み立てました。
このキット、天守群の平面の歪みを、かなり実物に忠実に再現しています。しかも大小天守と付櫓が複雑に組み合わさった建物なので、そのままストレートに組み上げただけでは隙間ができてしまう箇所がかなりありました。
隙間はパテで埋めました。特に月見櫓と巽付櫓の接合部分にはかなり広い隙間が出来てしまったので困りました。小天守と大天守をつなぐ渡り櫓のところは逆に屋根が余ってしまっていたので、削ってぴったり合うようにしました。
まだ石垣には接着していません。

099.jpg少しずつ色を変えながら石を塗り分けます。写真の段階ではコントラストが強く、石が不自然に浮き立って見えますが、最後に汚し塗装をするので、そこでこれは解消されるはずです。


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プロフィール
HN:
しーまん
性別:
男性
自己紹介:
しーまんの模型歴

・第1次黄金期(小学生~中学生)
小学生の頃訪れた松本城に感銘を受け、それより日本の城に熱中。
おもちゃ屋で、城のプラモデルを売っているのを見つけ、父にねだって買ってもらった松本城が始めて触れたプラモデルである(渋い子供・・)。その記念すべき第一作、父が買ってきてくれた接着剤が日曜大工用ゴム接着剤だったため、黄色い松本城ができてしまう。その後、怒涛のように日本の城プラモデルをつくり倒し、部屋が城だらけになり母に白い目で見られる。この第一期城郭作品群は、あるものは花火で落城ごっこをするうちに失われ、のこったものも、実家の改築にまぎれて母の手によって捨てられ、すべて残っていない。
小学校高学年からはゴジラブームが到来、当時羽振りのよかった伯母に甘やかされ、高価なガレージキットに触れる。相当数あったコレクションも、7年前の実家改築の際に、知らぬ間に両親の手によって廃棄物焼却場へ運ばれ、野の煙となる。現存数体を除く衣裳ケース3つ分のゴジラや東宝怪獣キットがこのとき失われた。そのほとんどが、今となっては手に入らないもの、まさに悲劇としか言いようがない。
また中学の頃には木製建築模型の存在を知り、イマイの金閣や法隆寺五重塔、清水寺本堂などを制作。この頃になると羽振りのよかった伯母も尾羽を打ち枯らしはじめており、高価な木製建築模型にはあまり触れることもなく、イマイのカタログを見ては溜息をつく日々を送る。第一期作品群の中では、この木製建築模型と、いくつかのゴジラキットが残るのみである。

第2次黄金期(成人~)
大学4年の頃、倒産したイマイのあとを受け、2社から木製建築模型が発売されていることを知り、思い切って薬師寺東塔を購入。それがきっかけとなり、眠っていた模型魂が復活。しかし昔のように時間があるわけでもなく、未完で放置されているものが多い。(現在製作途中のもの アートモデルK1薬師寺東塔・ウッディージョー平等院鳳凰堂・ペーパー建築模型東京都庁、フジミ大名古屋城・パラダイスジャイアントスイング・同蜘蛛の巣攻撃  だめだコリャ)
2007年6月ブログ開設。
 
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